BENNIE Kの最新アルバム、THE WORLDがとてもイイ。こんなにハマって聴いているアルバムはかなり久しぶりだ。他人の音楽や映画のレビューブログなんか「お前の感想なんざ聞きたないんじゃボケ!」と言ってバカにして読まない私が(書いてる人ホントにスイマセン)、思わず書いてしまう程である。昨年のヒット“Dreamland”で「イイな」と思っていたが、今回、GyaOでPVを見てヤラれてしまい、即購入と相成った(“1001 Nights”のPVは必見!)。右のヘンな鳥が飛んでるブログパーツにて試聴できるので、興味のある方はどうぞ。

アルバムのコンセプトはズバリ“世界”。全曲様々な地域の民族音楽的な要素を取り入れた仕上がりとなっている。“Joy Trip”のカントリーウェスタンに始まり、南米・ヨーロッパ・シルクロードと通り、最後日本調の“青い鳥”にて帰国する。探していた幸せは実はすぐ側にあった、という締めくくりで感動のラスト、かと思いきや最後は“ワイハ♥”で遊んでオシマイ、という具合だ。ローリング・ストーンズの名曲“SATISFACTION”にバグパイプを使うのは多少ムリがあるが(笑)、全体的になかなか民族音楽にマッチした良い仕上がりだと思う。 “Joy Trip”なんか聴いてると、旅行ギライの私(旅行会社のクライアントさんが読んでないことを祈る・笑)でも何もかも放っぽりだしたい気分に駆られてしまう。

メインボーカルのYUKIはとても歌が上手い。特にあの発声は白人女性にしかないものだと思っていたが、日本人でも訓練次第で近い声が出せるんだということを証明している。CICOのラップもちょっとマネが難しいほど早口で、今までの日本人ラッパーとはひと味違う。さすが二人とも本場で学んだだけの事はある。それにしてもBENNIE Kというユニット名があの『弁慶』に由来しているとはちょっと驚いた(笑)。ひょっとして色々興奮してるのは私だけかも知れないが、ぜひともこのアルバムは聴いてもらいたい。

あと気になった点がひとつ。このアルバムのダイジェストPV “THE WORLD” では世界中の色々なものがすべて時間が止まったかのようにストップしており、それを俯瞰する形になっているが、これってひょっとして、ディオのスタンド「ザ・ワールド」の時間を止める能力を模しているのだろうか……と考える私はちょっとオタクだろうか(汗)。

Deviant Strain
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