ロシアより、ハラショーかつスパシーバでボルシチ(?)な本が届いた。珍しい、キリル文字のタイポグラフィを取り扱った Книга про буквы от Аа до яЯ という本だ。意味は……わからん(笑)。定期購読している I.D.Typo で同時期に取り上げられており、その装丁と見開きページの美しさに惹かれ、衝動買いしたものだ。

無論、Amazonなんかでは取り扱っていないので、直接モスクワの版元へ注文した。そしたら丁寧にも「ロシア語だけど大丈夫?」的なメールが(英語で)来たので、「OK! 読むんじゃなくて観るから(笑)」と言って送ってもらった。ま、その人の懸念通りさっぱり読めないのだが、ラテン文字マニアである私にとっては、ラテン文字にかなり近いキリル文字を眺めるのもとても楽しいものであった。

しかしキリル文字を観る度、ちょっと疑問に思っていたことがある。ラテンローマン体のストロークの太細は、平たいペン先を一定の角度に傾けたまま書く時に生じるものを、そのまま反映させたものである。なので Я なんかは R とはシルエットが変わるはずであるが、どう見ても単純に鏡像にしてあるように見える。

ま、上の例ではちょっと形が違うが、私が言いたいのはストロークの太細が鏡像だということである。それを解説してあるようなページを見つけたのだが、やっぱり読めないので疑問のママだ(笑)。

ちなみに発行元のArt. Lebedev Studio はデザイン事務所で、様々なグッズを制作してオンライン販売している。ショッピングサイトはロシア語と英語だったが、なぜかつい先月、日本語のサイトもオープンした。なぜ3ヶ国語目に日本語を選んだのかは知らないが、なかなかユニークなグッズが揃っており、かつそこに書かれている日本語もかなりユニークなので(笑)、ぜひ覗いてみてもらいたい。

そんなこんなで、2007年も文字マニアで行きたいと思いますので、ドゾヨロシク。

Xtoxina
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