いやぁ、意外な展開。冥王星が「惑星」から閉め出されてしまいました。

まぁとにかく軌道がヘンだし、大きさも以前はもっと大きいと思われていたが、月より小さいと確認されたわけで、当然と言えば当然の結果である。これを惑星と認めてしまうと、12個どころかもっと多くなってしまうだろう。心情的には残してもいいんじゃないかと思ったが、やはりそこは科学の分野、理論的にすっきりする方向で落ち着いた。

で科学が落ち着けば、多分みなさんの興味は占星術へと移るだろう。「どうせいい加減なんだからどうでもいいじゃん」と思われる方も多いだろうが、結論を先に言ってしまうと、実はその通り、どうでもいい。何一つ影響はないと言って良いだろう。

まず最初に西洋占星術がどうやって占われているかを説明すると(この段落読み飛ばしてヨシ)、まず占う対象の生年月日(人物に限らない)と時間、出生地の緯度と経度により、水星から冥王星までのすべての惑星と、太陽・月の位置を割り出し、地球から見た時の位置に変換して天空を12区分した例の星座盤上に配置する。ついでアセンダント(Asc)や南中点(Mc)、黄道と白道の交わるドラゴンポイントなども計算し、そこからハウスやらアスペクトやらを割り出すというややこしい方法を採っている。意味の解らない単語が頻出したかと思うが、とにかくめんどくさいと言うこと、そして同時に、単純に太陽の位置だけでやっている「星占い」がいかに簡略化された方法かを知って欲しい。

んでなんで冥王星うんぬんが関係ないかというと、元々科学とは何の関係もないからである。科学的には占星術が生まれた頃よりすでに春分点が30度近く移動しており、星座宮の位置がほぼ一個ズレているのだが、占星術上ではそれはまったく無視している。そもそも天空360度を12星座に分ける時点で科学的ではないので、少し前に流行った「蛇使い座」とかも全然的外れな意見なんである。惑星も、天王星から冥王星に関しては、その発見以前に生まれた人に対してはそれらの惑星の影響は考慮に入れないのが普通だ。

また小惑星は、セレスどころかパレス・ジュノー・ベスタ・キロンらはすでに取り入れられている。占星術的には「惑星」かどうかは関係なく、「人々の意識に強く印象づけられているかどうか」の方が重要なんである。占星術は科学を「星の位置を割り出す」のに使っているに過ぎない。「占い」なんだから非科学的で当たり前である。

とまぁ、10年以上前にちょっと占星術にはまってしまった事があって、その時のうろ覚えの知識を披露してみる(笑)。といっても占星術を「信じてる」ワケではない。そもそも「信じる」の意味がよく解らないのだ。占星術だろうと科学だろうと、根拠が何であれそれらが出した答えは、それらにとっての「事実」である。「占星術で見たらそうなんだねぇ」と思うだけだ。信じる信じないの対象ではない。まぁよく解んないかも知れないが、私の中ではそんな風に分けられている。

ちなみに上のホロスコープは私ので、ちょっと解読すると、

• 太陽:

  • いわゆる天秤座。平和主義者。人付き合いがうまい。
  • 8室(遺伝の部屋)にあるので、生死への興味が強い。伝統を受け継ぐ。後世に名を残そうとする。
  • 天王星との合(0度)はかなりの変わり者。唯我独尊我が道を行く。団体行動もってのほか(実際フリーランス)。他人に興味なし(笑)。ハイテクにめっぽう強し。人生が時々がらりと急変する。8室にあるので、死ぬ時も突然だろう(怖)。
  • 土星とのトライン(120度)は努力家を表す。大器晩成型。目上から好かれる。ちなみに4室土星は家督を受け継ぐ立場にある事を表す(長男でつ)。
  • 何か良いことばかり書いたようだが、ハードアスペクト(困難を示す座相)が太陽にはないのでこうなる。月・火星・木星・冥王星にはハードアスペクトがあるのでご安心を(?)。
  • 天秤座21度のサビアンは「噴水で鳥に水をやる子供」。自分より未熟な者に対しての思いやり。また目上からの助けがある。

• 月:

  • 山羊座。厳格にして冷静。古いものが好き。
  • 11室(願望の部屋)にあり人気者。団体の世話役などを買って出る。が、太陽と天王星の合と矛盾しており、そっちが強く出ている模様(笑)。
  • 木星と合。かなりの楽観主義者。金銭に無頓着。ウチナーンチュの典型である(なんくるないさー)。
  • 金星とのトライン。愛情豊かに育てられた。母親との絆強し。割と芸術的センスあり。ちなみに7室金星は色白美人で、Mc近くの海王星とほんの少しスクウェアもあるので(オカマの座相!)、見た目女っぽい。20歳前後はよく女に間違われた。今はおっさんになってそんな事もなくなった(笑)。
  • 水星とのセクスタイル(60度)。器用でキレイ好き。言語能力の発達。会話上手。ちなみに蠍座水星は一度興味を持つと徹底的に調べにゃ気が済まない。なので占星術にも若干詳しくなってしまった…。
  • 火星とのスクウェア(90度)。かなり短気。ちょっとしたことですぐ怒る。火星は冥王星と合なので、一度攻撃に転じると相手を徹底的に叩きのめす。怒らせると怖いぞコルァ。でも天秤座なので攻撃力は多少低め(笑)。
  • 山羊座6度のサビアンは「ヴェールに包まれた預言者が神の力にとりつかれて語る」。月なので潜在的にだが、指導者的な力があるらしい。しかしまったく自覚はない(笑)。

とまぁ、その他水星以降もこんな具合で判断していく。ちなみにこのホロスコープのように、星が割とまとまっていて一個だけ離れた位置にある形を「バケット型」と呼び、何かデカい事をやる人物に多い配置だそうだが、ハテサテどうだかねぇ。私が死んだ時に判断して下さい皆さん。

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