当たりましたよ。読者プレゼント。

昨年10月、Design Quarterly という雑誌が翔泳社より創刊された。サイトをご覧になれば解るように、この出版社はコンピュータ関係専門で、私もプログラマ時代ここの本には随分お世話になったのだが、どういう訳かデザイン誌を発行しだしたのだ。

デザイン関係者はご存じだろうが、この分野の雑誌はすでにかなりの飽和状態にあり、改めて新雑誌を発行する意義は、私は正直よく解らない。しかし発行者はプロで、市場調査等も行った上での勝負だと思うので、以前世話にもなったしとエールを送る意味でアンケートに答えた(Webで応募できたので楽でもあった)。その際、読者プレゼントとして森正洋氏の有名な「G型しょうゆさし」と鳥の形をした箸置き「ラブバード」、東京都現代美術館の「イサム・ノグチ展」チケットの3点があったが、しょうゆさしはそな辺で売ってるし、イサム・ノグチ展は行けないので箸置きを希望した……らしい。と言うのも、どうしてこれを希望したのかすっかり忘れているのである(笑)。多分上記の理由で合っているだろう。で、届いたのがコチラ。

森正洋『ラブバード』箸置き

当選2名の内の1人で、かなりの幸運だと思われる方も多いだろうが、多分応募者が少なかったのだと思われる(笑)。実は読者プレゼントに当選したのはこれが2度目。1度目は田中一光氏が亡くなった直後、和樂という雑誌で氏の遺作のひとつとなった The New Way of Tea という展示会のカタログが読者プレゼントに出品されたのだが、これが当たったのだ。この展示会はニューヨークで行われたので、カタログを持っている人は少ないだろう。結構自慢の一品である。

The New Way of Tea カタログ

そしてこの箸置き。実は雑誌発行直後、森正洋氏は亡くなられた。つまり、偉大な先輩が亡くなった直後に、私はその作品をプレゼントとしてもらったということになる。しかも2点ともがそうなのだ。もちろん両氏にまったく面識はない。しかし両氏は、私に次代のデザイン界を託す意味でこれらのプレゼントを贈られたのだ。いや絶対そうに違いない。そう思い、改めてデザイン界で生きていこうと奮い立つ今日この頃なのであった。

※もし関係者の方々がこれを読まれても、抗議のメールは送らないで下さい。あくまでも私個人の勝手な思いこみですよー(笑)。

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