乙部さんったらかわいそう。抱きしめてあげたい。

とも思うが人妻だし子持ちだしまぁいいや(鬼畜)。そんなことはさておき、今さらこんなこと書くのもアレだがホリエモンが捕まった。どうやら細木数子さんが言っていた背中に憑いていた龍とやらは、本当に選挙運動中にさすり盗られたらしい。

私の感想はと言えば、どうにもフクザツな気分である。ある種の期待はあったし、同い年だしフミタカとタカフミで名前も似てるし同じIT系社長(?資産は100万分の1だが・笑)だし。ズに乗ってやりすぎたなとも思うが、守旧派によるイジメに見えなくもない。経団連の連中とて叩けばホコリどころか不法廃棄物が出るであろう。古ダヌキどもの堅い牙城を崩すには正攻法が通用せず、ああいう手段を執らざるを得なかったのかもしれない。だからザマーミロという気分にはなれないし、と言ってもあーかわいそうとも思えない。なんだかよく解らない。

私は経済とか経営とかいうものを極力避けてきた。お金の話が大キライで、いい仕事さえしてれば勝手に儲かるものと思いこんできた。しかしそれはやはり幻想でしかなく、実際は経営計画や営業なんてのはどんなスゴ腕デザイナーにも必要なものなのである。私は貯金がゼロどころかマイナスになって初めてそれに気づき、今さらながら猛勉強中である(しかしこのテの本って、なんであんなに怪しいニオイがするのだろう)。

しかし株とか経済ってのは、ホントにフシギなもんである。「スコーンスコーンコイケヤスコーン」等で一世を風靡した元CMプランナーで現在は慶応大教授の佐藤雅彦氏と、いまや総理のイスに手が届かんとする竹中平蔵氏の共著『経済ってそういうことだったのか会議』を以前読んだのだが、お金の価値というものは、普段スーパーで買い物するようなミクロな取り引きでは絶対的なものなのだが、株取引とか為替とかのマクロになると、情報と信用だけで上下する。だから不景気ならお金を増刷してバラまけばいいぢゃんとはならないし、一晩で20億儲けたとか8000億吹っ飛んだとかになるのだが、

やっぱり、よく解らん。

おそらく私は、ホリエモンの言う「バカな国民」の一人なのだろう。がしかし、普通、労働力を提供したり、モノを作ったり、あるいは採集してきたりして売り、代償としてもらうのがお金である。こうして稼いだ金は、放って置いても増えはしないが、使わない限り減りもしない。日本国が崩壊しない限りは。

それに対して株や先物取引というのは、企業やモノの「価値」という大変曖昧なモノを基準にしており、その上げ下げであっという間に億万長者になったり無一文になったりする。そこにある種の不健全さを感じるのだが、こう言うと「お前らを養ってんのはこれなんだ」という人もいるだろう。確かにそれは解るんだけれども、何か釈然としないものがあるのは否めない。

いいモノを作るには、時には自腹を切ったりもする。けどそんなことばかりしていては、自分の首を絞めることになる。だからつまんない仕事(こんなこと書いていいのか)も稼ぐためと割り切り、設備投資と生活の基盤をしっかり作った上で、好きなモノを作るためにお金を使っていきたいと思う。お金の勉強はしても、あくまでもデザインのためのものだ。私は生涯いち職人、この気持ちだけは、たとえ目の前に100億積まれても変わらない。

すんませんウソつきました。たぶん変わると思います(笑)。

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