’97年、私に姪ができた。その時は叔父としてちょっぴり嬉しく、当時公開していたサイトで一ヶ月ほどの同居生活の悲喜こもごもを掲載してみたりもした。子供嫌いを自認していた私だが、コレがなかなかどうして、叔父バカになってベビーカーを買ってやったりする自分の変貌ぶりに驚いたものだ(笑)。

Ray's Diary

上の画像は当時公開していたページなのだが(ああヘタクソ)、そこのトップに掲げていた言葉がある。ちょいと小さいので以下に書き出してみる。

今 おまえが生まれて
みんながおまえを見て笑い
おまえは泣いている

おまえが逝く時には
おまえが笑い
みんなが泣くような
そういう人間に おなりなさい

赤面するほどキザな言葉であるが、自分で考えたわけではない。このページにも書いていたが、ロシアのとある地方では、子供が生まれた際にその場に集まった中で最年長の者が、生まれた子にこの言葉を捧げるのだそうだ。

......とは書いてはあったものの、記憶が非常に曖昧で、何で読んだかさっぱり覚えていない(笑)。多分姉が持っていた少女マンガだったような気がする〜〜〜のだが、全然自信がない上に、そのマンガでの引用も作者の作り話だったのかも知れないというはなはだいい加減なものである。

なんで突然この話を取り上げたかというと、突然思い出したからである(笑)。それで当時は判らなかったこの言葉の由来を調べようとGoogleで検索してみると、あらあらまぁまぁ、私の文章が、漢字仮名遣いもそっくりそのままに、あちこちのサイトに掲載されているではないか。しかも「ロシアの伝承」と鵜呑みにされている。伝承じゃなくて習慣だろうに(笑)。

とまぁ、いい加減な人間がいい加減な記憶で書いたものであるが、こうやって広まったということは、言葉そのものは大変に良いものであるということなのだろう。出自はどうあれ、良いものは勝手に広まっていくもんですなぁ。日記のタイトル『In Her Hands』(彼女の手の中に)も、人は生まれた時、ぎゅっと握りしめた手の中に何かを持って生まれてくると言う、えーっと、なんかの言い伝え(これもいい加減)から取ったものである。こっちはあんまり広まらなかったかな。

ちなみに「おじ」という漢字はふたつあるが、

  • 伯父......父母の兄
  • 叔父......父母の弟

である。勉強になったね!

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