マシントラブルに関する記事に結構アクセスがあるので、またもそれ関連のことを書かせていただく。とはいえ、こんな記事を書く事態に陥らないことこそが好ましいのだけれどね(笑)。

先日、中国語を入力する必要に迫られたのだが、Windows XPなら簡単らしいものの、98ユーザーな私はその方法を散々探し回った結果、こんな方法を見つけた。で、繁体字・簡体字両方のIMEをインストールしてみたが、肝心のアプリの方が対応していなかったため、すぐにアンインストールすることした。しかし困ったことに、中国語IMEの影響か、Ctrl+SpaceShift+SpaceでIMEがオンになってしまうようになった。

別にいいぢゃんと思うだろうが、私の愛用テキストエディタはxyzzyである。Web関係の方々にはドマイナーだろうが、xyzzyとはUNIXユーザーの生活ほとんどを面倒見ているGNU Emacs準拠のエディタである。UNIXユーザーは、文章はもちろんプログラムもこれで書くし、メールもやり取りするし、Usenetも読み書きし、あまつさえWebもこれで見たりしている。異常なほど多機能なエディタなのである。UNIX管理者としてインターネットに触れ始めた私は、指がデフォルトでEmacs仕様になってしまい、Windowsのキーバインドが苦手なのでxyzzyを使用している。これにCygwinActive Perlをインストールすれば疑似UNIX環境が簡単に構築でき、テキスト処理に強いUNIXは、原稿整理や同じ様なWebページの大量自動生成にものすごい力を発揮するので、一度この力を知ってしまうと、他の環境へは移れなくなってしまうほどだ。

話が逸れたが、私はHTMLもxyzzy(+html+-mode)で書いている。HTMLにはご存じのように <>、その他諸々の記号類が溢れており、それらはShiftを押しながら他のキーを押すことで出すことが可能になる。で、Shift+キーで記号を出した後、スペースを空けたりすることがあるのだが、その時Shiftを離すのが一瞬遅れるとShift+Spaceと判断されIMEオンになってしまい、不本意ながら全角スペースが入力されてしまったりする。もっと悪いことに、xyzzyではCtrl+Spaceがリージョンスタート(選択開始)に割り当てられているのだが、これが無効になってしまう。これではカット&ペーストが全然できなくて泣けてくる。

最初はガマンしていたが、堪忍袋の許容量が極端に少ない私はすぐにブチ切れ、解決方法を探し出した。多分レジストリだろうとアタリを付けた私はregeditを起動し、天才的にも

HKEY_CURRENT_USER\Control Panel\input method\Hot Keys

といういかにもアヤしい名前の項目を見つけ、これで検索をかけてみた。そうすると、特に中国語のサイトがよくヒットした。もはやこれに間違いないと思ったが、いかんせん中国語なのでさっぱり読めない(笑)。さらに血眼になって探し回ると、MSDNのサイトにInternationalization Registry Settingsという項目を見つけた。私のレジストリには上の項目の下に、

  • 00000012
    • Key Modifiers
    • Target IME
    • Virtual Key
    • (以下のキーすべてがこの3つの項目を持つ)
  • 00000030
  • 00000070
  • 00000071
  • 00000072
  • 00000200
  • 00000201
  • 00000203

という値があったが、Japanese IM Hot Key Registry SettingsSimplified Chinese PIME Hot Key Registry SettingsTraditional Chinese PIME Hot Key Registry Settingsを見ると、この内日本語入力に必要なのはどうも00000030だけらしく、00000012000000700000007100000072は中国語IMEで使用しているようだったので、思い切って00000012000000700000007100000072を削除し、Windowsを再起動した。

すると、直った(ばんざーい)。

しかし上記のMSDNのサイトをよく見て欲しい。“Windows CE”とある。どうもWindows CE用の技術文書のようである(笑)。しかもレジストリをいじるのは大変危険で、場合によってはWindowsがまったく動かなくなる場合もあるので、この対処法は、自己の責任において行ってもらいたい。どんなトラブルが起こっても、当方は一切責任を負わないのでよろしく。UNIXの世界ではどんなこともAt Your Own Riskが基本なのである(これはWindowsの話だけれど)。

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