FM STUDIO—Fumitaka Miyazato design STUDIO

トップは日本人でした

MyFonts.comより、2007年の注目書体トップ10が発表された。ここはLinotypeでも取り扱ってないような小さなファウンダリーもたくさん含まれており、欧文書体の販売サイトではおそらく世界一のバリエーション数を誇っているんじゃなかろうか。以下のリストは、トップセラーの中から特に注目すべき書体をピックアップしたものである。単純に販売数だけで見るとHelveticaとかがトップになってしまうので、あまり有名なものは省いたようだ。

ともあれ、その多彩な書体の中から選ばれた、昨年度注目度No.1の書体がこちら。

Nothing

作者はFlat-itのRyoichi Tsunekawa氏、なんとこのブログでも紹介したことのある日本人だ。小林さんに続く世界的な欧文書体デザイナーがとうとう出たか? という感じである。いやめでたい。でも悔しい(笑)。この人の書体は伸びやかさに欠け、どことなくせせこましい感じがしていたが、このNothingで一歩突き抜けたかなと思う。“Nothing(何もない)なんて、日本的謙虚さなのか、それともジャパニーズユーモアか?”なんて紹介されている(そうじゃなく、カテゴライズされないという意味らしいが)。Nothingは注目度もさることながら販売数もかなりのもので、実際昨年末の数週間はずっとトップだった。

2位以下の書体はこちら。

  1. Aviano & Aviano Sans
  2. Ambassador Script
  3. Subikto Two
  4. Stud
  5. Sacre Bleu
  6. One Night Stand
  7. Jupiter
  8. Ornaments Accolades A
  9. Leitura Family

Avianoは今年の年賀状に使ったのだが、文字そのものはともかく、どうにもこうにもカーニングがよろしくない。Illustratorのバージョンが9なので、OpenTypeのカーニング情報をうまく読めてないのか何なのか…結局は手で調整した。疲れた。

注目トップ10を紹介しているMyFonts.comのニュースレターはこちら。

08 Jan. 2008

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