FM STUDIO—Fumitaka Miyazato design STUDIO

ステブレ(仮)さんがゆく! (6) n を極める

エレメントの方針が決まったら、各文字のデザインに入る。まず最初は小文字の n。これにはその書体のすべての基礎が詰まっており、これでその書体のすべてが決まると言っても過言ではない。と何かの本で読んだような気がするので(笑)、慎重にデザインしていく。なぜこれが重要なのかというと、これができると半自動的に h と i, l, m が、さらには o を組み合わせれば b, d, p, q ができるからである。さらにさらに、o の変形で c, e ができる。なので n と o はとても重要な文字なのだ。

セリフの太さは、18pt ぐらいにした時に 0.1mm ぐらい。印刷ではっきり出るギリギリの細さである。右肩のカーブに抑揚がなさ過ぎるのと、右下のしっぽのカーブが気に入らないのでもうちょい調整が続く。セリフはもうちょっと太い方がいいか、bracket も大きくするかどうか、右のステムはもう少しふっくらさせた方がいいか、左のステムは硬すぎるんじゃないかとか、プリントしながら決めていこうかと思う。でもインクジェットでは確認しづらいかも。レーザープリンタが欲しい…。

P.S. 半年間のカリグラフィ通信講座、最終課題が完成した。これから送る。多少は上達したかと思うが、はてさてどんな評価が得られるか。

何かを継続して続けている方はお解りかと思うが、こういうものは徐々にうまくなるのではなく、ある時突然「ぱらぱらっぱっぱー」とファンファーレが鳴り、

ふみたかはレベルがあがった!

という感じでレベルが上がる。次のレベルまでの必要経験値があらかじめ判らないのが難点だが、この瞬間というのは結構快感である。ちなみにこの半年間で2回あった。でもまだレベル3なので、ようやくスライムを一撃で片づけることができるといった感じか。まだまだ先は長い。

さて、次はイタリックだ。

あ、ステブレ(仮)さん登場させるの忘れた…。

29 Oct. 2007

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