FM STUDIO—Fumitaka Miyazato design STUDIO

ステブレ(仮)さんがゆく! (5) 気の利いたセリフを考える

各文字のサイズがあらかた判った所で、エレメントを決定したいと思う。これを決めずに作業を進めてしまうと、後で変更したくなった時に大変な目に遭うので、ここは慎重を期したい。

ステブレ(仮)には、カッパープレート風味を強く持たせたいと思っている。従ってセリフは極細、文字本体の細い部分もヘアラインにしたい。とはいえ拡大したまま作業して、その時にちょうど良い細さにしたとしても、実際文字として使った時、細すぎてまったく見えなくなってしまっても意味がない。この辺の見極めが重要だ。この書体は、サイズ的には12–18ptぐらいが核になるかなと思うので、このサイズにした時にフィットする太さを見つけたい。

それからセリフの形。以下のようなパターンが考えられるが、はてどうしよう。オリジナルは (1) なのだが、bracket ナシの方がカッパープレート風味があるかなという気もする。bracket は極力小さくして、端っこは角ばらせようかな。その方が印字した時に滲んで丸くなり、ちょうど良くなるかもしんない。空押しなんかした時もキマるんじゃなかろうか。

最初は土踏まず(コレなんていうんだ?)はナシにしようかと思ったが、やはりこれがないとちょっと出っ張って見えるので、付けることにした。しかしこの微妙なカーブ、簡単なようでなかなか決まらない。書体というのは、ホントに数値に表せないような微妙なカーブの組み合わせでできている。あーつれぇー。小林さん始め、タイプデザイナーの皆さんはこんなことよくやってますな…スゴいです。

なんか真面目な文章になったが、続く。それにしても、万年筆でイラスト描くのめんどくなってきた…。

22 Oct. 2007

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