FM STUDIO—Fumitaka Miyazato design STUDIO

フォントを作るなんてホント?

とゆーワケで、フォントを作ってみようかしら〜なんてムボ〜な事を最近考えている。書体を理解するには作ってみるのが一番なんじゃなかろうか、と思ってカリグラフィはやり始めているし、石彫なんてのもやってみようかと思ってもみたが、彫る道具は揃えられても肝心の石版が手に入らないし、入手できたとしても練習で使った石板は一体どう処理すりゃいいのさという感じなので(笑)、まぁ一番道具が揃っていて手軽に始められるデジタルフォントなんてのをやってみようかと思い至った次第である。

上のスケッチは、英国のCaslon IVの所に活字を卸していたStephenson Blake(今もこの会社あるらしい?)の活字の一つから起こしたものである。この書体はFontcraftという所からMazarinとして(大文字のみ)、またDoverから出ている 24 Victorian Display Fonts という本にKatherine Boldとして復刻されているが、双方ともイマイチなので(言い切った!)、私がやってやろうと思っている(何様?)。サンセリフ全盛のイマドキ、こんな書体使い道がよく判らないが(笑)、ともかく気に入っているし、気に入らないとヤル気も起きないので、売れるかどうか(売るつもりかよ)は関係ないということで。スワッシュのバリエーションを異体字で増やし、イタリックやオーナメントも作ったりしたら、ワインのラベルや招待状なんかで使えるんじゃないかしらんとかも思ったり、夢は広がるばかりである。

しかし目下の問題は、総数見本が手に入らないということである。一度英国から見本帳を取り寄せたが、1960年代に作られたオフセットのもので、この書体は掲載されていなかった。無理を言って書店の人にも探してもらったが見つからず、とほほである。誰かこれのオリジナル活字が載っている見本帳をご存知の方、ご一報をば。薄謝もありませぬが(笑)。

03 Oct. 2007

comments

手元にある Stephenson Blake の 1915 年の見本帳を見たら載っていませんでした。でも応援してます! このブログで経過報告よろしく!

誰かに宣言しないと怠けるかなと思いブログに書きましたが、今更ながらちょっと後悔してます(笑)。でもまあ勉強のためなので、恥をさらしつつ気長にやってみようと思います。ちなみにこの書体は1875年頃作られたもので、当時は“Old Style Ornamented”という名前が付いていたようです。掲載されていた Nineteenth Century Ornamented Typefaces には参考文献のリストがありますが、Stephenson Blakeのものだけで20冊もあり、いかんせん見本帳はみんなタイトルがspecimenなものですから、Abebooksで検索してもヒットしすぎてどれがどれだか…困ったものです。

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