FM STUDIO—Fumitaka Miyazato design STUDIO

カリグラフィ用傾斜台を自作する

自作のカリグラフィ用傾斜台

10年ぐらい前にちょろっとやったまま遠ざかっていたカリグラフィを、また始めることにした。以前は独学だったが、今回はちょっと本腰を入れようと思い、東京のミュリエル・ガチーニ西洋書道スクールの通信教育を受けようと思う。ついては教材を色々購入しなければならないのだが、一番困るのがカリグラフィ独特の用具・傾斜台である。カリグラフィは平らな机ではとても書きにくく、傾斜のある台が必要なのだが、これまた普通には売っていない。もちろんスクールにはあるのだが、アクリル製で16,000円もする。検索したところ木製のものが2点ほど見つかったが、送料を含むと7~8,000円と少々高い。そんなにしないじゃないという人もいるだろうが、東京との平均年収の差が257万円(おおぅ257万円!)もある沖縄県民の貧乏っぷりをナメちゃいけない。3,000円以上の金を一度に使うにはとても勇気がいるのだ(俺だけか?)。

とゆーワケで、宮大工の孫でもある私は、傾斜台を自作することを決意した。おじいちゃん、会ったことないが(笑)力を貸しておくんなまし。

では、以下の材料を用意する。そな辺のDIYショップへ行けばすぐに入手できるだろう。カットもやってもらえるハズなので、店員と相談すべし。私の場合、2,000円ちょいですべて揃った。

傾斜台材料

※ほか、適当なサイズの蝶番×4、ネジかクギ適量、家具用滑り止め

板の厚さは10~13mmぐらいが適当だろう。材質は何でも良いが、ベニヤは手に入りやすいものの、重い・硬い・見た目が悪いと三拍子揃っているのでお奨めしない。私が使ったのはファルカタ材というもので、バルサほどではないがかなり柔らかく軽いので加工しやすい。

んで、組立に入るのだが、まずは材料すべてを紙ヤスリでヤスリ掛けしよう。ケバ立っているとケガの元だし、第一見た目が悪い。ヤスリ掛けが終わったら、以下の要領で組み立てる。

傾斜台組立図

細い棒を狙った場所にネジやクギでいきなり固定するのは難しいので、ボンドか両面テープで仮止めしておき、それからネジやクギを打とう。その方がカンタンである。それとネジクギは均等に。見えないからといって適当に打ってはいけない。美しさだけでなく、強度にも影響するのだ。あと、必要に応じて裏面に滑り止めを張り付けるといいだろう(多分必要になる)。

んで完成。これでだいたい、30~40°ぐらいの角度が作れる。天才だ。やはり私は宮大工の孫だったようだ。5,000円以上も経費が浮いた。ふははは。カリグラフィをやるのは女性が多いようなので、皆さんはビールを2~3本買ってダンナや彼氏を買収し、作ってもらうのが良いだろう。+500円程度で済むのだから安いものだ。「こんなの作れないよ~」という情けない男なら、さっさと別れるのが得策である(ウソです仲良くして下さい)。

25 Apr. 2007

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